やらはた
僕は工業高校出身ということもあって、高校時代は全然女の子と付き合う機会がなかった。
男同士で・・・という人も中にはいたみたいだけど、さすがにそれはパスですよね。
第一志望の大学に合格してからはバラ色のキャンパスライフを思い描いていたのですがそんなこともなかったですね。
他の学部の人たちは合コン合コン、また合コンという感じで楽しんでいるのが伝わってきました。
僕はふと思い出した言葉があった。それは『やらはた』というもの。
『やらずの二十歳(はたち)』のことで、20歳までに童貞は捨てるべきだという考えだ。
僕は焦りました、19歳の誕生日を半年前迎えてしまい、20歳まで150日ちょっとしかないからだ。
男の場合ホルモン分泌の量がもっとも激しいのが18歳から19歳くらいで、そこからは落ちていく一方だという無駄な知識も持っていた。
今ヤラずにいつヤルんだと思い、とりあえず童貞を捨てることだけを考えてセフレを作ることに決めました。
煩わしい恋愛は後回しでいい、今は一刻も早くヤル、それだけだ、と。
本屋に行って女の子が読んでいそうな雑誌をパパッと見てそこに載っているセフレ募集の出会い系サイトの名前を記憶して立ち去った。
今一番熱いサイトに登録するという僕が考えた効率の良い方法だ。
案の定、そのサイトはセフレを欲しがっている女の子でいっぱいだった。
なんとなく年上の人の方が安心できそうだったということもあって、23歳の女性を選びました。
どうやらその女性は何度も筆おろされ経験があるらしく、僕が童貞であることを告げても驚きはしませんでした。
会ってすぐにホテルに行くことになり、僕は年上のお姉さんに何度もイカされました。
僕の方は彼女をイカせることはできませんでした・・・。ふがいない。
こうやって童貞を捨てることができた僕は自信を持てるようになってそれからは他のセフレをどんどん作って週に3回から4回はヤルようになりました。
最初のお姉さんとは再会できていませんが、今の僕なら彼女をイカせる自信があります。
また会いたい。